📖⑤イノセント・デイズ 早見和真

風鈴

女子って、本当に面倒くさい生き物なんです。いつまでたっても大人になってもいつも人間関係にゴチャゴチャしてて、非常に面倒くさい。特にかわいいとか綺麗な女子はヒエラルキーのトップ争いに躍起になってマウントの取り合いを、それはそれは側から見ると痛々しいようなバカバカしいような。

ヒエラルキーにも入らない私みたいな女子からするとドン引きするほど他人事でしたが。それでも巻き込まれて嫌な思いも沢山しました。でも今となってはその時代を懐かしく思い出すほど、大人になってしまいましたが。笑笑。

イノセントデイス 早見和真👮‍♀️

被告人・田中幸乃は裁判長から極刑を言い渡される。元恋人へのストーカー行為の末に、アパートに火をつけて、元恋人の妊娠中の妻と双子を殺めた罪で。「整形シンデレラ放火事件」とも呼ばれて世間の注目を集めたこの凶行の背景には何があったのか。

産科医、丹下健生は、幸乃の母・ヒカルが中絶のために初めて産院を訪れた時のことや、取り上げた赤ん坊を幸乃と名付けると言っていたことを、義理の姉・倉田陽子や小曾根理子は大好きだった幸乃と過ごした日々を、それぞれ思い返していた。

元恋人の友人、八田聡は、友人・井上敬介から初めて幸乃を紹介された時のこと、幸乃がストーカーと化してからの敬介の苦悩、そして、もしかしたら自分は幸乃の人生を変えることができたのではという思いがあった。

幼なじみ、佐々木慎一は、幸乃の無罪を信じて焦っていた。弁護士となった幼馴染の丹下翔と再会したり、ブログの主・八田聡と会ったり、幸乃に手紙を出したりして事件の真相を追いながらも、判決が下ってからいつ刑が執行されてもおかしくない月日が経っていた。(wikipediaより)

誰かのエゴと我儘に振り回され流され、利用されて捨てられる人生の結末とは。

産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官、彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる世論の虚妄。あまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士たちが再審を求めて奔走するが、彼女は極刑を選択する。

ヒロイン田中幸乃は、ホント幸せになれない。幸乃に惹かれてる、思いを寄せている人はいるのに。幼い頃から、大人になっても。幸乃の大好きなお母さんも亡くなるし、幸乃を好きな義姉とも離れ離れになる。幼なじみの男の子たちだって、中学の友達たちだって、幸乃を好意を抱いている。なのに、幸乃は大切な人を思い、守り、庇い、一人になり幸せになれない。

もっと言えば、元恋人の友人だって幸乃に思いを寄せていた。けれどもまた誰かを庇い、無実なのに罪を背負う。本当に幸乃は純粋な悲劇のヒロインだ。

でも、敢えて言うならば、やはりこの生き方を選択しているのは幸乃だ。誰かの犯した罪を自分が背負って生きる事はまず無い。自分の犯した罪を他人に擦りつける人は多いが、他人の罪を自分の罪として、ましてや殺人を犯した誰かの罪、極刑になる罪を自分が負うなんて。

となると、やはり幸乃は自分で死ぬ事を選択したのだと。自殺という形ではなく、誰かの罪を負って死にたがったのだと。幸乃は本当はただ一人の人にずっと必要とされ愛される生き方を望んでいたはずなのに。誰かのエゴと我儘に振り回され流され、利用されて捨てられて。誰にも必要とされない人生に嫌気がさして、死にたくなったんだなぁと。

哀しく切ない物語。

『あぁ今、私も同じ思いだ』と思う人はぜひ一読を。

あぁ。私のことか笑笑。

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「被告人を死刑に処す」。佐々木慎一(妻夫木聡)は、幼なじみの田中幸乃(竹内結子)が、元交際相手の住むアパートに火を放ち彼の妻子を焼死させたとして死刑判決を受ける姿を法廷で見つめていた。幼少期の幸乃を知り、そしてある負い目を持つ慎一は、彼女が真犯人ではないと直感。幸乃を救いたい一心で、味方を探して幸乃の姉や中学校時代の同...
   

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