📖⑥流浪の月 凪良ゆう🌙

風鈴

2020年の本屋大賞を受賞した作品。この心理描写が崩れたら、虚構が露わになって、一気に冷めてしまうという所で、絶対に揺るがない丁寧な筆遣いの確かさ。技術の高さ。本当に素晴らしく、最後までこの物語を楽しませて頂きました。

とても乱暴な言い方をすると、世間の善人達によって悪人にされる善人の物語。世間でいわゆる「優しい人」と言われている人達の「悪意無き悪意」と世の中で上手に隠されている不平等と不条理が書かれていると思います。

今、社会は色々な人達の生き方が尊重されて、生き易くなったのだろうか、それとも生き難くなったのだろうか。一般的に言う、いわゆる良い人達、社会に適応している人達、常識が当然と思ってる人達、正義を振りかざして自分は間違って無いと主張する人達。本当にこういう人達、多い。が、こういう人達は物事のわかった振りが上手いだけで、全然何もわかって無いし、真実をわかろうとはしない。文中、何度か出てくる『事実と真実は違う』という台詞。本当にそう。いつでも本当の事は当事者にしかわからない。事実は真実ではない。

ただ。私は。ただただこの二人になりたかった。

あらすじ

家内更紗(かない さらさ)は小学生の頃、大好きな両親の元で平和な暮らしを送っていた。重たいものを嫌い自由に生きる母と彼女を愛する寛容な父。そこには規律に縛られない自由な雰囲気があった。しかし、ある事情で両親を失い、伯母の家に引き取られる。

そこは両親との生活と違い「常識」に満ちた窮屈な空間だった。自分の居場所がないと感じていた帰り道、1人の青年に家へ来ないかと誘われる。彼は、更紗が学校の友達と遊んでいる公園のベンチに座り、自分たちをじっと見ている「ロリコン」と噂されていた人だった。

名前は佐伯文(さえき ふみ)、19歳の大学生だ。噂と違って彼は危ない人ではなく、更紗の自由を尊重し、嫌がることは一切せず、文との暮らしは彼女にとって安息の場所になった。しかし、その生活も、彼が幼女誘拐事件の犯人として逮捕され終わりを迎える。

大人になった更紗は、当時世間を賑わせた「家内更紗ちゃん誘拐事件」の被害者としてひっそりと生きていた。自分のことを知る人たちは、彼女に対し「かわいそうな被害者」として接してくる。真実から外れた善意に息苦しさを覚えていたが、ある日偶然、文と再会することになる。

reajoy.net

ロリコンですか?

10歳、歳の離れた二人。成人してしまえば、又は結婚してしまえば、世間には認めてもらえる。けれど、出会いは19歳と9歳。将来的には認められても、今は認められない二人。でも、そこには。間違いの無い愛情と理性がありました。

常識的な家庭で育ったはずの孝弘は、更紗に性的暴行を。庇護してくれたはずの元彼の亮くんはストーカー行為とDVを。更紗にとって不快な行動をする相手は世間からの罪も咎めも受けず。更紗にとって愛と自由と安らぎを与える文は、罪と咎を受ける。本当に世間は理不尽。

文には更紗が。更紗には文が。互いにお互いが必要で、唯一無二の存在。世間からしたら、一緒にはいてはいけない。好奇の目に晒され、認められない二人だけれど。

互いにお互いが好きで、必要で、ずっと一緒にいたい相手で、離れられなくて。恋人でも愛人でもないけれど。相思相愛。

こういう相手を探して、今まで生きてきたけれど。どうか私もこういう人に出会えますように。いつの日か。

いや、なるべく早くお願いします(笑)

👇下のコメント欄に、お気軽にコメントお願いします🙇🏻‍♀️💦

  1. ああ、ほしい。
    ワタシにもこんな存在がほしい。

    やっぱり風ちゃんの言葉はいい。
    ヒリヒリしていい。

  2. むね兄♡

    ね♡私もこういう存在欲しい♡

    言葉。。。ヒリヒリします?
    私もめっちゃヒリヒリします🥺涙

 



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